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最近の若者論

人類の歴史が始まってから、絶えることなく続くこの論ですが、

 

どう足掻いても経験を積んだ年上の人間からすれば

若者は頼りなくだらしなく見えるものです。

 

しかしながら、最近の中高年はどうでしょう?

 

若者から見ても結構情けなくないでしょうか?

 

 

何時ぞやか、梅沢富美男老害と呼ばれて憤慨するニュースが

流れてきていましたが、

 

まさにこれその通り、自分たちが日本を作ってきたと胸を張り

 

もっと敬意を払えというのですが、

 

バブルははじけ、少子高齢化は進み、社会保障費は増え、収入は減る。

 

そんな世を作り出したのもまた私を含めた中高年でしょう。

 

若者の車離れや、酒離れ、○○離れに関してもまたその通りです。

 

私が若かったころ、車やバイクに憧れたのは、

 

常にかっこいい大人や年上の存在がありました。

 

隣に住んでいた親父さんが車好きで、ポルシェを乗り回しており、

 

折に触れては私を乗せてくれたものです。

 

子供のころの記憶ですが、確かにあの時感じた力強い加速感と

パワフルなエンジン音は覚えているような気がします。

 

そんな経験もあり、18で直ぐに免許を取得し中古のブルーバードを購入し、

 

湘南を走ったものです。

 

いまそういった大人が若者の周りにいないのではないですか?

 

かっこよく車を走らせたり、かっこいいと思わせるような車の使い方を見せられる、

そんな大人が周りにいないことには、若者は車の魅力に気づくことなく過ごすでしょう。

 

これと同じことがきっと少子化や酒離れにつながるのでしょう。

 

毎週のようにBARやキャバクラに連れ出してくれて、当然おごりで、

 

酒の注文の仕方や、飲み方、女性の口説き方、遊び方全般を教えてくれたのは、

 

入社間もない頃の上司でしたね。

 

現在の妻とのデートの相談や喧嘩の時の相談もその人でしたので、

 

当然仲人もその人でした。

 

この話を思い出したのは、私自身が部下の仲人として先週結婚式に呼ばれた為でした。

 

仲人として高砂に座り、スピーチをして思ったのです。

 

自分自身の子供を育てて世に送り出して

ようやく一人前の大人になったと思ったのですが、

 

ここまでは結局自分の家族の範疇。

 

この仲人の経験は私をさらに大人としての自覚を強くしてくれるものとなりました。

 

若い二人はいずれ子を成し様々な問題を抱え、時には二人で、

時には私に頼ってくるかもしれません。

 

そう言った繋がりを感じ、私たち夫婦のように、

仲人であった当時の上司との関係をそのままでないにせよ、

若い二人との間に結んでいけたのなら、

漸く大人として社会に貢献できたと言う事になるのではないかと思いますね。

 

さしあたって、最近の若者論について考えますと。

 

最近の若者を作り上げるのは最近の大人たちによるところが大きいので。

 

どう、育てどう導けるのか、大人の手腕のほうが問われているのではないかと思います。

 

今年も三月に入り、まもなく新しい人材が入ってくるでしょう。

 

そのとき、どんな大人として接することができるか、

 

私の大人としての新たな責務を感じますね。

 

本日は以上となります、ここまで読んでいただきありがとうございます。