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腕時計不要論に『待った!』

腕時計不要論に『待った!』

 

腕時計はスマートフォンが有るから必要ない、

 

そう言われている昨今、我々サラリーマンにおいては、

いや、さらに絞って我が社の我が部のチームにおいて、腕時計は必要なアイテムなのであります。

 

 

我が社は他社にさまざまなプロジェクトプランニングを行っており、

 

その中でも我が部は直接お客様と接する部署なので、

 

比較的トークスキルが必要な部となっているのです。

 

そういった部署柄、腕時計というアイテムは話の取っ掛かりにしやすいアイテムなのです。

 

プロジェクトを起こすような部署の営業担当様や責任者の方は

 

当然それなりの地位で、それなりの報酬を受け取っているわけで、

 

今までお会いしてきた中で、腕時計をしていない人は一人も居ませんでしたね。

 

そういった人たちとの会話を始めるにあたって重要なのは

 

どこまで接近できるか

 

が重要になるのです。

 

そんな時、腕について居るワッカがはじめの話題に上げやすいのですね。

 

露骨にほめたり諂ったりするのではなく、

 

その時計と身なり、そして話の内容から、

 

腕のワッカにつながるストーリーを推察するのです。

 

例えば、重役クラスなのに傷だらけのGショックをつけていたりすると当然バランス的にはおかしいわけです。

 

ですが、話の中にアウトドアに関連するような言葉の使い方が出てきたなら、

 

そこを深く掘ってみます、

 

すると、腕のワッカにつながるストーリーが確立されますので、

 

そこでようやく、腕のワッカが長年のアウトドアの相棒だったという結論まで持っていけるわけです。

 

ここまで、話しているとあっという間に時間が過ぎ、

 

営業の話なんて当然出来ません、ですので、

 

後日またうかがいますと資料だけ置いてすっと帰るわけです。

 

お客様からすると、何を売りつけられるかと警戒していたところ、

 

気が付いたら趣味の話で盛り上がって、お金の話すらせずに帰っていったおかしなやつら。

 

こんな認識になるのではないでしょうか。

 

そして後日アポイントを取って伺うわけですが。

 

二回目のはじめの話題も先日の趣味の話を振ります。

 

さらにそれに順ずる手土産なんかも持って行ったりします。

 

アウトドア趣味だといったお客様なら、その手の商品の新作の話題の載った雑誌や

 

それらの趣味を行える地方の情報などを持って行き、

 

その話題から入り、人心地付いてから

 

『先日の資料で何か気になるものは…』

 

などとはじめるわけです。

 

そういった話題の取っ掛かりのツールなので、

 

我が部署に配置された新人たちには、

 

必ず腕時計をさせるようにしています。

 

そして研修中には、自分の腕時計にストーリーをつけて発表させています。

 

中にはチープカシオと言う千円程度の腕時計に10分間以上話し続けられるストーリーをつけた猛者も居ましたね。

 

当然勘違いした挙句世界でも三大高級時計と呼ばれる時計を購入し、

ストーリーを付けろといったのに、ただの自慢と値段についての論文を発表したのも居ましたね。

 

ちなみにお値段はちょっとしたマンションが買える値段でしたね・・・・

 

発表の評価はかなり低くしましたが、

 

なかなか見れるものでもないのでじっくりと見れて満足はしましたね。(笑)

 

世の中には無数の腕時計があり、無数のストーリー、無数の存在価値が有ります。

 

スマートフォン一つで必要十分かもしれませんが、

 

腕時計を買ってそのストーリーを楽しむ余裕は持ちたいものですね。

 

本日は以上となります、ここまでお読みいただきありがとうございます。