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我、何もしないを実行する。

我、何もしないを実行する。

 

40年も生きていると友人の中にはうつ病で死んでしまう奴が出る訳ですが、

 

残された者にとっては

 

『自分に相談してくれたら何とか出来たのではないか』

 

驕りにも似た感覚を持ちつつも悔やみを残します。

 

今回はそんな悔やみから何とかできた例を紹介しようと思います。

 

 それが何もしない事による精神の回復を待つ、というものです。

 

問題としては、何もしないというのはかなり難しいもので、

 

どうしても何かをしてしまうものです。

 

ですので、最初に私が行ったのは、

 

その人を半ば強制的に海外へと連れ出しました。

 

その行き先は

 

『ハワイ』

 

です。

 

ハワイを選んだ理由は、

 

1:温暖で体調を崩し難いこと

 

2:治安が良く、精神的に不安定であっても危険が少ないこと

 

3:周りから聞こえて来る言語が基本的には英語であり、

  ストレートには情報が入力されないため、

  ストレスになり難いこと

 

4:人は比較的多いため孤独感を感じ難いこと

 

5:日本語も比較的通じ不便を感じ難いこと

 

6:外国である為国内の心配や問題をある程度諦められやすい事

 

7:リゾート地の為、他にも何もしない人が居るため

  自分だけがおかしな事をしているのではないかという

  疑念を感じ難いこと

 

以上の事からハワイを選んだわけですが、

 

そのほかにも、航空券の値段が往復で数万円台、

安宿を使えば一泊1万円程度

ドミトリーでも良いなら数千円でいけます。

 

一週間行くとしても30万円程度あれば何とかなる計算です。

 

さて、いざハワイに行きましても、精神的に参っている人は本当に何も出来ません。

 

ですのでとりあえずミネラルウォーターを買ってビーチに行きましょう。

 

ホテルのビーチならパラソルやカウチがあるのですが

 

普通のビーチでは備え付けのがあまり無いのでレンタルしましょう。

 

それをセットしたら、後はもう何もしません。

 

本当に何もしません。

 

パラソル越しに見える太陽をぼんやり追うもよし、

 

寄せては返す波と白い砂浜の境界を眺めるもよし、

 

日が暮れたら、宿に戻り、ホテルならスパに行き星空を眺めながら温まるもよし、

 

ドミなら多少煩わしさはありますが喧騒の中で天井を見つめぼんやりするもよし。

 

とにかく何もしないことです。

 

しかし、

 

そのうち変化が現れます。

 

『~したい』

 

欲求が生まれるようです。

 

早くて2日くらいから、遅くても4日くらいだったと思いますが

 

私の友人たちは欲求が生まれ始めたのです。

 

はじめの変化は食欲でした。

 

朝のビュッフェなんてまったく口をつけないほど食欲が無かったのですが、

 

ビーチでハンバーガーを食べ始め、

 

そして戻ったホテルでハワイアン料理を注文し始めたのです。

 

次の変化は行動です。

 

ホテルのプールに浮き輪を浮かべ浮いているだけだったのが、

 

次第に潜ったり浮いたりをはじめ、ついには泳ぐようになり、

 

最終日には海で泳いでいましたね。

 

もちろん帰国後筋肉痛や日焼けなどで苦しんでいましたが、

 

とにもかくにも、欲求や衝動でよい方向に体が動くようになれば、

 

精神的な充電が始まったと見て良いでしょう。

 

ここから先は専門医にしたがいカウンセリングや、

 

その他の弱った体を治し再出発する方向にゆっくり向かえれば良いと思いますね。

 

日本国内では何もしないというのは難しい所があると思うのは、

 

どこに行っても日本語が聞こえるため、

 

耳が勝手に情報として取り入れてしまいそれを処理しようと頭が働いてしまうので休み難いです

 

 必要な時に日本語が使えて、それ以外では英語と言うちょうど良い環境がハワイですね。

 

携帯電話の国際ローミングを入れなければ連絡も付きづらいというのも良いところです

 

日本に居るとどこにいても携帯が繋がったり、こちらからも掛けてしまおうとしてしまうので

 

携帯に縛られてしまいます。

 

それがハワイ、海外なら縛られることも無くこちらが本当に必要な時だけ連絡できます。

 

最後に、現金が無くてもこのプランは実行できます。

 

アメリカはカード社会なのでほぼ全ての支払いがクレジットカードで完結します

 

ドアマンやベルボーイ、ルームキーパーなどへのチップ用に現金は必要ですが、

 

一週間居ても$200くらいのものでしょう。

 

残りの旅費はクレジットの分割を利用して

 

体を治してからゆっくり払えばよいのです。

 

私はこの方法で友人を4人失わずに済んだのです。

 

もちろん誰にでも効く訳ではないとは思います、

 

ですが、試してみる価値は旅費分以上にあるとは思います。

 

海外へ行くわけですから、国内旅行に比べて煩わしい手続きなどもありますので、

 

この記事自体は参っている人が付近に居る人向けの記事になると思います、

 

私も、自身が欝だった訳でなく、友人知人に対して行ったことなので、

 

どうしても欝の人側から見ると『それは違うだろう』と言う事が書いてあるのだろうと思います。

 

ですが、死ぬくらいなら一度位ハワイに行って太陽を浴びて何もしないを実行してからにしてはどうでしょう?

 

たとえ効果が無かったとしても、別に損はしませんから、

 

だってどうせ自殺するなら、クレジットカードの支払いもあの世にまで取り立てに来る事は無いのですから。

 

本日は以上となります、

ここまでお読みいただきありがとうございます。